「人に勧めるゲーム」と「自分が大好きなゲーム」の違い
実家にいる間はあんまり書いてなかったけどお酒飲んでなんか書きたい気持ちになったので。
僕自身はゲームについて、
「『ゲームに不満点や改善点が多くあること』と『そのゲームを楽しくプレイすること』は両立できる」という考えを持っています。
例えば最近プレイしたゲームで言うなら、ポケモンSVがちょうどいい例かもしれません。ボックスやミニマップなどのUI周りとか操作のもっさり感とかは正直完全にプレイヤーの敵で、ゲームをプレイしたときにどうしても気になってしまう残念なポイントだと感じます。しかしそれらを考慮したうえでも僕はポケモンSVで(勢い余って1万文字の怪文書を生成してしまうくらい)心を動かされたわけで、本当に楽しんでプレイできたと思っています。ぷよスポやAPEXもそれに近いかも。痒いところに手が届かない仕様の不親切さやバグ、運営の対応といった点に不満を感じることもままあるのですが、それでもゲームの根幹が本当に素晴らしいので楽しく遊べているところはあると思います。
僕としては、自分なりに楽しめる点があって、そこを楽しむことができればオッケーなのかな、と。
とはいえ、他の人もそうであるとは限りませんし、ゲームに対してどのように評価を下すかは人それぞれでよいでしょう。
(そういう心構えで過ごしていれば他の誰かが自分の好きなゲームを酷評していても何ら気にならないので気楽でもあります)
しかし、人に自分の好きなゲームをオススメするとなるとそうも言ってられません。もとより好みは違って当然ですが、特に相手のゲームへの評価のしかたが自分とは異なるタイプだった場合は「ゲームを選ぶセンスが悪い」と思われてしまう可能性がそれなりに高く、一度そう思われてしまえば以降の布教も届かずじまいになってしまうかもしれません。
相手の好みを察知してピッタリいいものをオススメできる観察力の鬼であればこの問題は解決しますが、自分の好きなものしか見ることのできない目しか持たないオタクには厳しい注文です。
そんなわけで、僕は人にゲームを勧めるとき(自分が好きなゲームの中から選ぶのは当然ですがそこから更に絞り込む際に)「自分が”特に”好きなゲーム」ではなく「ゲームとしての全体的な完成度が高いと思うゲーム(プレイ後に不満点がそこまで生まれないようなゲーム)」から選ぶようにしています。まあその”完成度”を計るのも自分なんだけど。
なので自分が好きでめっちゃ話題にするゲームと、実際に人に勧めるゲームは必ずしも一致しません。どちらかというと大衆向けというか中庸的で無難なものをオススメすることが多いです(もちろんそれが悪いってことではないけど、「僕ならでは」のオススメにはなりにくい)。あしからず。
ちなみに、僕がよく人に勧めるゲームは、Switchで遊べるもので言うなら
・ペルソナ4、ペルソナ5(最近Switchで出たはず)
・ゼノブレイド
・グノーシア
あたりです。特にグノーシアは上2つと比較すると大手のところからリリースされた作品ではなく知名度はそれなりだと思っているので、あまりこの手のゲームに詳しくない人に対して特に話題に出すことが多いかも(「僕ならでは」の色を出せるので)。グノーシアはいいぞ。